部屋の温度は気にするけれど、湿度はあまり気にしないという方も多いのではないでしょうか。乾燥対策や熱中症対策など健康管理のためには、温度だけでなく湿度も把握しておく必要があります。
そこで今回は、湿度計の種類や選び方、おすすめの製品をご紹介。機能が優れているモデルはもちろん、インテリアの邪魔にならないおしゃれなモデルも紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
昔ながらのアナログ式湿度計は、電池不要で使えるのが特徴です。1目盛りの幅が小さいため、数%単位で湿度を確認したい方にとっては見辛いという場合もあります。そのため、遠目で見た時に大まかな湿度を把握できればよいという方におすすめです。
デジタル式の湿度計は、数値が大きく表示されるため見やすいのが特徴。また、細かい湿度の違いもわかりやすいので、見やすさを重視したい方におすすめです。
さらに、湿度計機能だけでなく、温度計や時計も搭載している多機能なモデルも数多くラインナップされています。製品によっては、”快適”や”不快”などの湿度レベルを表示してくれるモノも。なお、電池で動く仕組みなので、数カ月から数年ごとに電池を入れ替える必要があります。
湿度計は、なるべく正確な数値を表示してくれるものを選びたいところ。製品ごとに「±◯%」と精度が明記されているので、誤差が少なめのモノをチェックして選ぶようにしましょう。
ただし、精度が高くなるにつれて価格が高価になるので大まかな数値が知れればよいという方は注意してください。
湿度計は、床から1.5mくらいの高さに設置するのがおすすめ。床と天井は温度差が激しいため、必然的に湿度にも差が出てしまうからです。
また、冷暖房器具や加湿器の近くに置いてしまうと、部屋全体の湿度が正確に計れないので注意してください。日光が直接当たる場所やドアの近くなども、温度の変化が激しくなるため避けましょう。
寒さで風邪を引かないように部屋を温めても、湿度が低ければウイルスが繁殖する可能性が高まります。温度と湿度を一緒に管理することで正しく健康管理ができるため、湿度計を選ぶ際は温度計が付いているモノを選ぶようにするのがおすすめです。
1973創業のエンペックスは、家庭用の温度計・湿度計・気圧計の専門メーカー。品揃えは業界でトップクラスを誇ります。国内の工場で製造・検査を行った、質の高い製品をリリースしているのが特徴です。
体重計で有名なタニタですが、湿度計も高品質なモノをリリースしています。グラフで1日の湿度変化を表示するなど、最先端の技術が搭載されたデジタル式湿度計が人気を集めています。その他、アナログ式でも快適ゾーンが一目で分かる工夫が施された湿度計もリリースしています。
グラフで視覚的に温度や湿度の変化を確認できる、デジタル温湿度計。1日のうち、どの時間の湿度が低いかをチェックできます。過去7日分のグラフを保存できるため、数日間のデータから湿度や温度変化の傾向を確認可能。
また、理想の環境の目安となる「快適範囲」を表示することができるのもうれしいポイント。場所を取りたくない方は壁に掛け、壁に穴を開けたくない方は置いて設置できるのも魅力の湿度計です。
先進的なデザインが特徴的なデジタル温湿度計。温度や湿度を表示するだけでなく、DRY・COMFORT・WETから現在の空気状態を示してくれます。いつでも正確な数値を提供するために測定は10秒間隔で行い、精度も±2〜3%とほぼ誤差がありません。できるだけ厳格に湿度管理をしたい方におすすめです。
また、マグネット・フック穴・卓上スタンドが付いているため、インテリアに合わせて自由に置けるのもポイント。バックライト搭載で、暗いところでもラクに画面を確認できます。スクリーンにタッチするだけで操作ができる手軽さも魅力の湿度計です。
温度計や湿度計の他に、アラーム・天気予報・カレンダーなど多数の機能が搭載されています。1台で複数の役割を果たしてくれる高機能温湿度計が欲しい方におすすめです。
操作用のボタンは付いていますが、手を叩いた音に反応して液晶のバックライトが点灯する音声コントロール機能を搭載しています。暗いところでも簡単に湿度や時刻を確認できるので便利。快適度を顔文字で表現してくれるのもポイントです。
ユニークなTシャツ型をしたおしゃれな温湿度計。フックで掛けられるのはもちろん、適度に厚みがあるため置いて使うこともできます。フックは360度回転するので、画面が見えるように方向を自在に変えられるのが特徴。
また、手のひらに収まるコンパクトサイズながら、温度と湿度を大きめに表示してくれるため見やすいのが魅力です。余計なボタン操作は不要なので、測定したい場所にセットするだけで簡単に使うことが可能。シンプルに温度と湿度を確認できる湿度計が欲しい方におすすめです。
素材に天然木を採用したデジタル温湿度計。あたたかみのあるデザインで、インテリアとして飾って置くのにもおしゃれです。遠くから見ても分かりやすいように温度と湿度の数値を大きく表示し、顔のマークで”快適”・”不快”を表します。
見やすいデジタルの温湿度計が欲しいけれど、高機能すぎるものは要らないという方におすすめ。また、木製の家具やインテリアで部屋を統一している方にもぴったりな1台です。
落ち着きのある木目フレームのデジタル温湿度計。裏面にスタンドとフック穴が付いているので、置いても壁に掛けても使えるのが魅力。置き場所を選ばず、さまざまな場所で温度と湿度のチェックができます。手の平サイズなので持ち運ぶ際にも便利です。
また、温度と湿度の他に、大きな顔マークが表示されるのも特徴。熱中症の警告は汗、インフルエンザの警告はウイルスマークで表します。
離れた場所の温度や湿度も確認できる温湿度計。子機センサーを設置することで、リビングと子ども部屋、寝室とキッチンなど2部屋のデータを親機でまとめてチェックできます。
また、子機センサーのデータは1分毎に親機へ転送されるため、リアルタイムの変化を知れるのがポイントです。さらに、電池を入れるだけですぐに使いはじメルことができるため、面倒な設定が不要なのも魅力。ペットを飼っている方など、2部屋分の計測がしたい方におすすめの1台です。上が湿温度計、下が時計のアナログタイプのモデル。天然木を採用したレトロなデザインに仕上がっており、オフィスや書斎などに飾るのにもおすすめです。
計器を回転させれば、横向きの状態でも設置が可能。また、置時計の秒針は静かなため、寝室に置いても睡眠の妨げにならないのもうれしいポイントです。シンプルな時計のような見た目の温湿度計。ゴチャゴチャしていないシンプルなデザインなので、温度や湿度が見やすいのが魅力です。
また、エンペックスの技術を結集させた「スーパーEXセンサー」で、湿度の精度が±2%という優れモノ。小さな湿度の変化も表示してくれます。さらに、温度も±1度という性能の高さなので、厳格に管理したい方におすすめ。置き型で、机や棚の上にサッと置けるのも魅力です。ナチュラルな木目デザインの温湿度計。左上部分が温度計で、右下部分が湿度計です。快適な環境であるかをすぐに確認できる様、目盛り部分にグレーの丸いマークが付いています。
置いて使える他、背面にマグネットと壁掛け穴が付いているため、冷蔵庫に付けたり壁に掛けたりして使うことが可能です。1目盛りが湿度5%分なので、ざっくりと湿度を確認したい方におすすめの1台です。
上が温度計、下が湿度計の仕様の、縦に長いスタイリッシュなデザインが特徴的な湿温度計。壁に掛けて使うタイプで、1目盛りで湿度5%を表すため、大まかな湿度を確認したい方におすすめです。